7月4日の日記
2004年7月4日私と彼のやりとりです。
自分がおくった文を読んで、なんて稚拙なんだろうて思う。
ただの記録として。
明日には削除します。
昨日の夜は電話どうもありがとう。寝ぼけていてごめんね。でも覚えているせりふ。「切なくなるからそんなこと言わないで」の意味、私からそういう話題はしないでということなのか、もうすぐ、子供のそばにいられなくなるかもしれないから・・なのか。私はSさんがどんな状況にいるのかはわからないよ。でも、いずれにせよ、Sさんが今、どれだけ悲しい思いをして、ギリギリのところで頑張っているんだな、というのは、痛いほどわかっています。「ダメ男なりの責任のとりかた」と言っていた。最初はこの言葉にすごく感動した。でもそこまでボロボロになってまで、自分を痛めつけてまで負う責任がSにあるのかな。甘い考え方かもしれないけれど。こんなこという私は筋の通った人間ではいられなくなると思う。けどきつい言い方、してしまえば、「自分はこれだけ責任をとりました」といったり見せるのは、それはまず自分への満足感に直結していて、世間的にも落ち着けるかもしれない。でも見せ付けられたほう（私）やその場にいる人（奥さん）は、ずっと心に、なんともいえないようなものが残っちゃうよ。そしてさらに、そこまでしたのに、Sさんがしんどい。こんなこと言う私ってひどい？
＊＊＊＊
もう君は僕を必要としてくれないのですか
不器用なSさん。もっとずるがしこくなってよ。これはSさんをかえてしまうことにつながると思う。だから言えなかったよ。私が好きになったSさんがいなくなってしまうと思ったから。だからずっと言えなかったよ。でももう見てられないよ。見てると私のほうがしめつけられる。私、そんなに強い人間じゃないよ。Sさんと同じくらい弱いんだよ。
Sさんは、皆から必要とされている人だよ。もちろん、自分のために生きていい。人生一度しかないんだし、普通の人にだったらこんなこと言わないけど、もっと気楽にいていいよ、Sさんは。私は今、とうとう、Sさんを「愛している」かどうかわからなくなってきたよ。愛しているのかもしれないけど、確認する機会も手段も今は、ないよ。距離なんて関係ないっていいきれない。だって、どうやって気持ちを感じればよかった？寂しいよ。寂しかったよ。どこにも土台はなかったし。会えばすべてが解決するんだと思っていた。でも心の穴はうまるどころか、あちこちにひろがっていったよ。私は、欲張りだね。精神的に一番近くて、それだから得られるときの満足感は大きいけれど、傷つけあう時のあの痛み、忘れられないよ。そういう関係より、もっと安定していてお互いの傷をなめあえるような、浅い、そういうどうでもいい関係のほうにひかれてしまったんだと思う。こんな自分は嫌いだけど。きっと楽だからだね。楽な方向に逃げるような心をもつ私のこと、同じようになんか、もう、愛せないでしょう。「もっと強くなるよ」「平気だから」いつもつらいときこんなことずっと言い続けてきたけど、何も変われなかった。ごめんね。私がこんなことを言えばいうほど、Sさんがつらくなったり重たく感じるってことは、わかってたんだ。同情ひこうとしてたんだと思う。
私は今、Sさんのことを必要というよりは、自分のことで精一杯です。ふらふらでもいい、たっているだけで、精一杯です。Sさんも、多分、ぎりぎりのところでしょう。自分を支えるのに精一杯だろうなと思う。そして、私と同じかむしろそれ以上につらく感じているのかもしれないよね。それを知れば知るほど私もつらいよ。でもそれは受け取るよ。
＊＊＊＊＊＊
問題は距離ではなかったよ。お互いの不信感が隙間を作ってしまったんだと思う。
悲観的かもしれないけど、その「不信感を抱く心」はきっと、消えさせることはできないんだよ。少なくとも私は。私とSさんの間での心情でもそうだし、私が恋愛にたいして思うこともずいぶんかわった。ずっと、嫌なことなんか考えないで、恋していたかったな。現実や理不尽なこととか知らないで。ある意味純粋だったときにした恋だから、きっと、私にとって今回の恋愛は最高のもので、そういう意味では永遠だと思う。
＊＊＊＊＊＊
まだ愛しているって言ったら前みたいになれるのだろうか
もうわかんないよ。「愛している」だけだったら、そのような言葉は、会えば前だってちらほら言っててくれたじゃん。思い返すと一生体験できないような素敵なことばかりだった。けどやっぱり毎日つらかったと思う。解放されたい、と毎日思っていたように思える。それを一生懸命、おおげさかもしれないけど、命張ってるような気分でつなぎとめていたよ。風船がわれてしまわないように。
奥さんのところに戻って。冷静になって。損得じゃないけど、Sさんもどちらがいいか考えて。今の私にはSさんをつつみこんであげられない。恋愛って、お互いいいバランスで二人でいるっていうのはやっぱり理想で、実際はどっちかがしんどい思いしてるんだよ。きっと。いつもどちらかが片思いで、満たされないと思い続ける。それでも黙っていられる忍耐力のあるひとか、それと同じくらい他に大切なものを見出せるひとたちが、いわゆる成功している、安定している恋愛を続けていけるんだと思う。私にはもう、そういうのには夢はないな。結婚て、周りの圧力や、子供や責任、世間体を気にする人間に、かなり救われてると思ったな。私、こんなんじゃ一生結婚できないかもね〜
＊＊＊＊＊＊
僕たちがきずいてきた時間という土台があったはずなのだが
自分勝手な意見かもしれないけれど、それは個人の心を支えてた小さな土台で、私はその長い時間は、これからも続けていられる、という、満足感に置き換えてた。もっとヘンなものに置き換えてしまえば、あとづけの理由、もしくは「小さな執着」。やめてしまえればと、100回くらい思ったよ。でもやめられなかったのは、好きだったのと、きっと、その時間といい思い出があったせい。それでもその時間が土台だと佐藤さんがいいはるのなら、佐藤さんと奥さんとの土台のほうがずっと大きいな、と、私はずっと感じ続けて、となりにいても満たされない思いを3年し続けたことを言わなくちゃいけない。
＊＊＊＊＊
僕はもう彼女を愛せない
夢も希望もない言い方でごめん。でも私が思ったのは結婚生活に必要なのは恋愛の「愛」じゃなくて普通の愛情なんじゃないかな。人生色々あってもそい続けて終わった時に、初めて愛ってできるんじゃないかな。奥さんを親友と言えるSさんはやっていけるよきっと。ここまで言っておきながら、私は自分の目では見たくないけど。私は結婚したことないからわかんない。奥さんにふられちゃったんなら、難しいとは思うけれど、それ割り切れるくらいのオトナな人であると予想してるよ。あったことないけど、彼女は私やSよりずっと人間しっかりしている。子供がいるから、母は強くなれるのかも。強くなるしかない。こんなこと言っちゃって、きっと私が結婚するなら相手、ダンナはただの同居人になるな。むなしいかもね。
＊＊＊＊＊
君の真意はなんなの
つづきは書き込めなかったので秘密で。
自分がおくった文を読んで、なんて稚拙なんだろうて思う。
ただの記録として。
明日には削除します。
昨日の夜は電話どうもありがとう。寝ぼけていてごめんね。でも覚えているせりふ。「切なくなるからそんなこと言わないで」の意味、私からそういう話題はしないでということなのか、もうすぐ、子供のそばにいられなくなるかもしれないから・・なのか。私はSさんがどんな状況にいるのかはわからないよ。でも、いずれにせよ、Sさんが今、どれだけ悲しい思いをして、ギリギリのところで頑張っているんだな、というのは、痛いほどわかっています。「ダメ男なりの責任のとりかた」と言っていた。最初はこの言葉にすごく感動した。でもそこまでボロボロになってまで、自分を痛めつけてまで負う責任がSにあるのかな。甘い考え方かもしれないけれど。こんなこという私は筋の通った人間ではいられなくなると思う。けどきつい言い方、してしまえば、「自分はこれだけ責任をとりました」といったり見せるのは、それはまず自分への満足感に直結していて、世間的にも落ち着けるかもしれない。でも見せ付けられたほう（私）やその場にいる人（奥さん）は、ずっと心に、なんともいえないようなものが残っちゃうよ。そしてさらに、そこまでしたのに、Sさんがしんどい。こんなこと言う私ってひどい？
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もう君は僕を必要としてくれないのですか
不器用なSさん。もっとずるがしこくなってよ。これはSさんをかえてしまうことにつながると思う。だから言えなかったよ。私が好きになったSさんがいなくなってしまうと思ったから。だからずっと言えなかったよ。でももう見てられないよ。見てると私のほうがしめつけられる。私、そんなに強い人間じゃないよ。Sさんと同じくらい弱いんだよ。
Sさんは、皆から必要とされている人だよ。もちろん、自分のために生きていい。人生一度しかないんだし、普通の人にだったらこんなこと言わないけど、もっと気楽にいていいよ、Sさんは。私は今、とうとう、Sさんを「愛している」かどうかわからなくなってきたよ。愛しているのかもしれないけど、確認する機会も手段も今は、ないよ。距離なんて関係ないっていいきれない。だって、どうやって気持ちを感じればよかった？寂しいよ。寂しかったよ。どこにも土台はなかったし。会えばすべてが解決するんだと思っていた。でも心の穴はうまるどころか、あちこちにひろがっていったよ。私は、欲張りだね。精神的に一番近くて、それだから得られるときの満足感は大きいけれど、傷つけあう時のあの痛み、忘れられないよ。そういう関係より、もっと安定していてお互いの傷をなめあえるような、浅い、そういうどうでもいい関係のほうにひかれてしまったんだと思う。こんな自分は嫌いだけど。きっと楽だからだね。楽な方向に逃げるような心をもつ私のこと、同じようになんか、もう、愛せないでしょう。「もっと強くなるよ」「平気だから」いつもつらいときこんなことずっと言い続けてきたけど、何も変われなかった。ごめんね。私がこんなことを言えばいうほど、Sさんがつらくなったり重たく感じるってことは、わかってたんだ。同情ひこうとしてたんだと思う。
私は今、Sさんのことを必要というよりは、自分のことで精一杯です。ふらふらでもいい、たっているだけで、精一杯です。Sさんも、多分、ぎりぎりのところでしょう。自分を支えるのに精一杯だろうなと思う。そして、私と同じかむしろそれ以上につらく感じているのかもしれないよね。それを知れば知るほど私もつらいよ。でもそれは受け取るよ。
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問題は距離ではなかったよ。お互いの不信感が隙間を作ってしまったんだと思う。
悲観的かもしれないけど、その「不信感を抱く心」はきっと、消えさせることはできないんだよ。少なくとも私は。私とSさんの間での心情でもそうだし、私が恋愛にたいして思うこともずいぶんかわった。ずっと、嫌なことなんか考えないで、恋していたかったな。現実や理不尽なこととか知らないで。ある意味純粋だったときにした恋だから、きっと、私にとって今回の恋愛は最高のもので、そういう意味では永遠だと思う。
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まだ愛しているって言ったら前みたいになれるのだろうか
もうわかんないよ。「愛している」だけだったら、そのような言葉は、会えば前だってちらほら言っててくれたじゃん。思い返すと一生体験できないような素敵なことばかりだった。けどやっぱり毎日つらかったと思う。解放されたい、と毎日思っていたように思える。それを一生懸命、おおげさかもしれないけど、命張ってるような気分でつなぎとめていたよ。風船がわれてしまわないように。
奥さんのところに戻って。冷静になって。損得じゃないけど、Sさんもどちらがいいか考えて。今の私にはSさんをつつみこんであげられない。恋愛って、お互いいいバランスで二人でいるっていうのはやっぱり理想で、実際はどっちかがしんどい思いしてるんだよ。きっと。いつもどちらかが片思いで、満たされないと思い続ける。それでも黙っていられる忍耐力のあるひとか、それと同じくらい他に大切なものを見出せるひとたちが、いわゆる成功している、安定している恋愛を続けていけるんだと思う。私にはもう、そういうのには夢はないな。結婚て、周りの圧力や、子供や責任、世間体を気にする人間に、かなり救われてると思ったな。私、こんなんじゃ一生結婚できないかもね〜
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僕たちがきずいてきた時間という土台があったはずなのだが
自分勝手な意見かもしれないけれど、それは個人の心を支えてた小さな土台で、私はその長い時間は、これからも続けていられる、という、満足感に置き換えてた。もっとヘンなものに置き換えてしまえば、あとづけの理由、もしくは「小さな執着」。やめてしまえればと、100回くらい思ったよ。でもやめられなかったのは、好きだったのと、きっと、その時間といい思い出があったせい。それでもその時間が土台だと佐藤さんがいいはるのなら、佐藤さんと奥さんとの土台のほうがずっと大きいな、と、私はずっと感じ続けて、となりにいても満たされない思いを3年し続けたことを言わなくちゃいけない。
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僕はもう彼女を愛せない
夢も希望もない言い方でごめん。でも私が思ったのは結婚生活に必要なのは恋愛の「愛」じゃなくて普通の愛情なんじゃないかな。人生色々あってもそい続けて終わった時に、初めて愛ってできるんじゃないかな。奥さんを親友と言えるSさんはやっていけるよきっと。ここまで言っておきながら、私は自分の目では見たくないけど。私は結婚したことないからわかんない。奥さんにふられちゃったんなら、難しいとは思うけれど、それ割り切れるくらいのオトナな人であると予想してるよ。あったことないけど、彼女は私やSよりずっと人間しっかりしている。子供がいるから、母は強くなれるのかも。強くなるしかない。こんなこと言っちゃって、きっと私が結婚するなら相手、ダンナはただの同居人になるな。むなしいかもね。
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君の真意はなんなの
つづきは書き込めなかったので秘密で。
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