ふと、思う

2004年9月16日
執着 なのかもしれない。

そう、思ってみようか。
あのころは、幸せだったと、
あのころは、本気で愛してたと、
愛されてたんだと、
そう、認めて。

あの人は、
きっと、
幸せになる。

そして、
私も幸せに、なる。

何年たっても、
何かの拍子に、
ふっ・・と、思い出すだろうな。
永遠に、忘れられない。

でも、
それでいいんだ。

むしろ、
簡単に、忘れたくない。

あの思いは、
忘れられるもんじゃない、忘れるべきものじゃない。

一生に、
これだけ身を焦がす恋ができる人が、
いったい、どれだけいるんだろう。

そんな人に出会えたのだから、

きっと、

私は、

幸せ。


私が今手放せなく、
何よりも愛しく思うのは、
Sさんを何の不安もなく、
ただがむしゃらに愛していた、あの時間なんだと思う。

それはもう、
今、この手には取り戻せない。

けど、その事実は、なくなりはしない。



だったら、

落ち着いて、

前、向こうよ。





こんな風に苦しんでいる私を、
Sさんが、
喜ぶわけ、ないんだよ。


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