ふりだし

2005年4月23日
私とSさんのことを全く知らない、
二人の共通の男友達から、
メールがきました。

メールに添付されてた写真は、
Sさんのお店と、Sさん。
「開店祝いにいってきました!」

このお友達は、
私とSさんがどういうわけかとっても仲がいいらしい、
近況気になってるだろうから、
写真見せてあげよう、ということだったに違いない。

Sさんが4月から開いてるお店は、
とっても立派だった。
すごいよ。
とっても綺麗。

Sさんがお仕事しているなか友達が写した写真のなかには、
笑顔のお客さんの他に、
二人の思い出がいっぱいうつってた。

私がプレゼントした小さな飾りや、
二人で見つけて、
いつか絶対お店に欲しいね!っていってた置物や。



そして、
お店の名前。



ふたりで、
一生懸命考えたね。
私がおしえてあげたヒントがかくされてる、
そんな名前でした。





バカ。

Sさんのバカ。





久しぶりに見る、
Sさんの顔は、
ちょっと疲れてるみたいだった。

きっと忙しいのね。

夢だった自分のお店のカウンターでほほえんでるSさんは、



幸せそうだった。







気づかない間に、
たっくさん、涙がおちた。





ぽた ぽた。









ぼた ぼた ぼた











**



なんのために泣いているんだろう。





あのひとの腕に抱かれてた私は、
しあわせだった。
それはかわならいよ?
それで、いいじゃない?





わたしの名前を呼ぶ声が、

まだ、

忘れられないよ

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